ヒロの日記録

希望に生きる者はつねに若い

寅さん 相合い傘

きのうは雨だった。
家でビデオ「男はつらいよ 相合い傘」を観た。
この作品は傑作だと思っている。
何度みても飽きない。
マドンナはおなじみ浅丘ルリ子のりリリーである。



あるあると、思わず苦笑いするような
メロン事件で、寅さんとリリーの仲は
またもや気まずくなってしまう。


夜の柴又駅前。

リリーが改札口から出てくる。

雨が降っている。
傘を持っていないリリーは途方にくれてしまう

と、寅さんが雨の中、後ろ姿を見せ、
番傘を差しながら立っている。

振り向いた寅さん、リリーと目が合うが
知らん顔する。

胸がいっぱいになり、寅さんを見つめるリリー。

そして、勢いよく駆け出して行くリリー。
嬉しくて寅さんの腕を掴み、くっつき甘える。

寅さん、照れながら歩き出す。


リリー 「迎えに来てくれたの?」

寅さん 「バカヤロウ、散歩だよ

リリー 「雨の中傘差して、散歩してんの?」

寅さん 「悪いかい

リリー 「濡れるじゃない

寅さん 「濡れて悪いかよ

リリー 「風邪ひくじゃない

寅さん 「風邪ひいて悪いかい

リリー 「だって、寅さんが風邪ひいて寝込んだら
     わたしつまんないもん

相合い傘で歩いていくふたり。

くるくると回る番傘が今のふたりの
幸せを表わしている。

どんな恋愛映画にも勝るとも劣らないシーンである。